育児・仕事・移住(ヨガはほぼおやすみ)

アラフォー共働き女の二人育児と仕事の両立、移住について。

育児休業で得られたもの・良かったこと

 

育児休業がもうすぐ終わります。一般的には赤ちゃんとママが幸せそうに過ごしている時間というのがイメージでしょうか。私もそう思っていたけど、まあそんなことばかりではないのが現実で、色々なメディアや個人のブログでそういったことが発信されています。

 

以下、全部目を通していないけど、最近では名も無き家事について読みました。

mainichi.jp

 

こちらは男性が書かれている育休のコラム。色々な比喩がされていて、それがおそらく同世代だからなのか結構ツボにハマって楽しみに読んでいました。

dentsu-ho.com

 

私の場合も授乳が大変だったり、いつ寝てくれるか・いつ起きるかわからない赤ちゃんの隣でちょこちょこ家事をしたり録画した番組を見たり、中々帰ってこない旦那さんにキレたり、週末も平日も区別がなくてあっという間に先週見た番組を見る羽目になっていたりと、他のママたちとそう変わらない日々を過ごしてきました。

 

そんな忙しいような退屈なような日々でしたが、いくつか育児休業前と比べて良かったなと思えることがあったと思います。

 

目次

 

人間関係が広がり、深まった

 

これが1番大きな収穫だと思います。今まで仕事と学生時代の友人関係が99%を占めていたのが、同じマンションのママ友が出来たり、マドレボニータで出会ったママたちと交流したり、自分の子供のいとこの母にあたる義妹と子供交えて会うようになったり、ヨガクラスの先生や生徒さんとにこやかに話しながらヨガしたり。近くに住むチームメートの奥さんとお茶もしました。

 

内向型の私は、初対面のパーティーなどであまり自分の話を積極的にしたりしません。また、外のサークルに加わってやるような趣味を持っていないので、人間関係も広がりませんでした。

 

子供という共通点はありつつも、皆さんバックグラウンドは本当に様々で、世の中にはこんなに色々な人がいて、学ぶことが多くて、私もその一員なんだという思いを強くしました。小学生か?!と自分で自分に突っ込みたくなるような発見ですけど。そしてそんなつながりを持てたこと、つながりに支え・支えられて生きていることを感じるだけで温かい気持ちになれるのだと改めて思いました。

 

家事スキル、家のマネージメント力が上がった

 

出産直前まで自分中心だった私。名も無き家事どころか名前の在る家事だって殆ど旦那任せか、やらずに放置で済ませてきました。

 

赤ちゃんがいるからなのか仕事をしていないから小さい達成感を求めていたのかわかりませんが、とにかく簡単に何品か用意する手順、導線の見直し、各家事タスクにかかる時間、かけるべき時間の把握などをマスターし、旦那さんの性格と生活スタイルに合わせた分担が出来上がりつつあります。

 

私は本から学ぶタイプで参考にしたのは以下です。

こちらの本では、味付けのバランスについて学びました。 

簡単、なのに美味い! 家めしこそ、最高のごちそうである。

簡単、なのに美味い! 家めしこそ、最高のごちそうである。

 

 以下は電化製品を削っていった話なので電化製品に頼りまくりの私は逆を行っているのですが、家事に対する姿勢を学びました。どうしても自動化出来ない部分をどう取り組むかの心構えに共感しました。

寂しい生活

寂しい生活

 

 

勝間和代さんのロジカル家事も読んでみたいのですが、やることリストに載ったままになっております。。。

 

挫折〜再生を経験、自信につながった

 

社会人になって十数年。色々な失敗もしましたがここ最近はそういうことも減っていました。過去の失敗や学びから上手く渡り歩いていたのがここ数年だったように思います。

 

そうなると楽ではありますが、失敗慣れしていないというか、新しいことへ取り組むハードルが上がっていました。今の自分を維持していればOK!みたいな。それに薄々気づきながらも、見て見ぬふりをしていた私。

 

そんな中、出産を経てホルモンバランスの変化により感情の荒波に襲われコントロールを失い、母乳育児に挫折し、眠れない日々で余裕ゼロ、などが重なったことで、今まで持っていた「自分のことをよくわかっていて、感情に左右されずに穏やかに色々対処できる」というセルフイメージがガラガラと崩れていきました。今思えば、一時的に影を潜めていただけなのですが、その時は全て失った・・・という感覚でした。

 

そこから時間をかけ、日々の暮らしを見つめること(手書きの日記、書いてました)を通して元々あった自分らしさを徐々に取り戻し、新しい知見・経験(上記2つなど)を得ることで新たな自信を取り戻してきたように思います。まだまだ私は立ち直る心身の体力があったんだなーと気がつくことが出来ました。これは、今後何か新しいことに取り組む際の心の支えになるのでは、と思います。

 

最後に 

こういう気持ちで育児休業を終えることが出来て、とても嬉しく思います。こういった制度に、支えてくれたチームに、家族に、友人たちに、そして赤ちゃんに、感謝。

 

今後もよろしくお願いします。