育児・仕事・移住(ヨガはほぼおやすみ)

アラフォー共働き女の二人育児と仕事の両立、移住について。

【二人目育児】産後に母親のWell-beingのためにしたこと

2021年冬に、二人目を出産しました。

 

今回は産後に母親(自分)のWell-being (心身が健やかであること)のためにしたこと、助かったコトやモノ、考え方を紹介したいと思います。

 

目次

 

 

一人目の時の反省

何も準備しなかった一人目。産後のスケジュールがどうなるか、自分はどんな育児をしたいのか、など全くシミュレーションしなかったので、赤ちゃんのお世話については産院の方針(母乳推奨)に流され、産後のジェットコースターのように変化したホルモンのおかげでメンタルは異常運転。結果、頻回授乳とミルクを1時間ごとにして身体はボロボロ、慌てて読んだ育児書をみては「XXしなきゃ!(主に母乳育児へのこだわり)」と自分や周りを追い込み、常に何かにつけて泣く、という状態が1−2ヶ月も続きました。はっきり言って全然Happyではなく、ただただ辛かったという思い出しかありません

 

今回はこんな思いはするものか!と色々と準備をし、産後も試行錯誤しました。

 

産まれる前に準備したこと

1. プロによるサポート体制を整える

次の記事にも書いたのですが、産後の自分の体力気力精神力を過信せず、ドゥーラさんサポートの手配しました。

 

ikujishigotoyoga.hatenablog.com

 

私の場合は週に2回、1回3時間ですが、家事とお世話以外のこと(行政系、会社の健保や雇用保険関連の手続きが色々あるんですよね。。。)ができたり家族以外の大人と何気ない会話をしたり、赤ちゃんの成長を共有できるのは本当に大きいです。夫さんが育休を取ることができればこの役割はある程度果たされるのでしょうが、育児経験者の第三者の存在は主観的、孤独になりがちな育児を客観視させてくれるなと感じています。もちろんドゥーラさんと完全にバックグラウンド(仕事や生活スタイル、学歴、子供の教育方針、パートナーの仕事スタイルなど)を共有しているわけではないのですが、育児や働く母という共通項に関する話題についての会話のキャッチボールを通して自分の考えを見つめ直すことが出来ているなと思います。夫という存在もそれを担い得るものの、あえてそういう話をするというと構えてしまったり、そもそも疲れ過ぎていて難しい話はやめておこう、となったりするんですよね。

2. 産後ケア施設でシミュレーション(育児の復習)

退院後、すぐに産後ケア施設に移りました。色々な施設があると思いますが私が行ったところは赤ちゃんのお世話はお母さんに、食事や清掃はプロに、お母さんの乳房ケアや授乳相談は助産師さんがしてくれる方針でした。

 

1週間ほど過ごすことで、すっかり忘れていた赤ちゃんのお世話のあれこれを思い出し、実践することができ、家に帰る前に必要なものを色々と買い足すことができました。

 

たとえば沐浴用のバスタブ。ぶっちゃけ沐浴ってどうするんだっけ(まあ何とかなるでしょう)状態だった私。産院でも経産婦には講習もなしでしたが、助産院で3−4回、助産師さんに見守られながらやることで勘所を取り戻すことができました。結果、買っておいたリッチェルのマットタイプに移行する前にバスタブは必要だと痛感し、沐浴以外の用途(洗濯物入れなど)で売られているけど沐浴にも使えるタイプを買いました。私が買ったのは次ですが、水抜き栓もあるしコンパクトに畳めるしシンプルだし、オススメです!沐浴以外にも上の子の靴を洗う前に浸けたりと活用しています。

 

 

産後にやってみて良かったことー週末の夜勤交代とミールキット

1. 週末に夜勤を交代する

夜勤の交代!です。うちは夫が育休なしなので、産休をとっている私が育児をしています。夜の授乳の合間にも夫は一度は起きてきてタイミングがあえば哺乳瓶を洗ってくれたりしていました。ただ、他人(赤ちゃん)依存のタイミングで細切れ&浅い睡眠の夜勤を2週間ほど続けた後のとある土曜日にふと思ったわけです。

 

明日も(仕事は)休みなわけだし、どうせ起きてくるならそのタイミングで夜勤を交代するのはどうだろうか。

 

早速夫に提案しOKとの返事。その夜は朝4時過ぎから8時少し前まで隣にいる赤ちゃんの存在を心配することなく横になることができました。興奮してむしろ睡眠は浅かった気もしますが、「う!」とか「あ〜」とか寝言のたびに起きる4時間とは大違い!!!

 

夜勤をした夫は夜勤が数時間ごとにミルクをあげるだけではなく、授乳後もあやしたり眠りにつけない赤ちゃんに付き合ったりする必要があることを身を持って体験したことで「これは(毎日一人に背負わせるのは)大変だ。。。」とわかってくれた様です。今後も続けてくれることになりました。

 

お互いへの感謝の気持ちも芽生えましたし、ミルク育児(混合または完ミ)であるという前提はありつつも、夫側に育休がないという人もトライしやすいのではないかと思います。

 

2. 夕飯は基本、ミールキット

実は平日の夕飯作りをどこまで出来るのか、産後までわかりませんでした。結果的に私は宅配でミールキットを週に3回と、それ以外の平日はドゥーラさんの作ってくれた作り置きと冷凍食品、週末は気分で近所からテイクアウト、で落ち着きました。

 

daily.coopdeli.jp

これは在宅勤務しながらの妊娠生活中に気がついたことですが、私は作られたものをただ食べるだけより、調理が出来るくらいの余裕が少しある方が幸せに感じるということがわかっていました。多分、コントロール出来ることと生産していること(=料理)が私にとっては喜びで、とは言っても産後に頻繁に買い出しに行って献立を考え、在庫を管理するほどの脳のリソースはないと判断し、ミールキットにお世話になることにしました。

 

結果的に平日の夕食の団欒と栄養的視覚的な満足に繋がるばかりか、大人二人と幼児ひとりに対してどのくらいの材料が必要で何が出来るのかが学習できて、ミールキットを卒業した後の自分の調理に非常に参考になっています。

 

家庭料理はぶっちゃけお金を出して習いに行ったりレシピ本に倣うよりも、ミールキットを使ってみる、作り置きをしてくれるドゥーラさんに和食の味付けのいろはを質問するくらいで、だいぶ初心者から脱却できるのではないかという気がしました。

 

今の課題

以上のことをしてみて第一子と比べるとかなり心身ともに健康的に過ごせています。ただし今後も常にUpdate が必要なのは明らか。

 

現在は新生時期を過ぎて、授乳の間隔は空いてきたもの、ぐずりや抱っこへの要求が増えてきました。このブログも細切れ時間で数日かけて書いています(今まさに抱っこ紐に子供が入って寝ています)。抱っこしていると体力も削られるし自分は眠れないし、ジリジリと体力ない高齢ママの精神力も削られていく予感しかありません。

 

あと頭でわかっていても未だに諦められないのが、本をじっくり読めないことスマホからKindleで漫画を読んだりはするのですが、紙の本はホント無理ですね。。片手で読めないので授乳中も無理だし。図書館で待って待ってようやく借りられた本も読めないまま返却というサイクル。悲しいですが数ヶ月は仕方がないか。

 

一方で音声コンテンツへの依存は産後深まっていて、Audiobook、ラジオ(radikoNHKらじる)、Podcast を大体いつも聞いています。これについてはまた別記事に記録しようと思います。