育児・仕事・移住(ヨガはほぼおやすみ)

アラフォー共働き女の二人育児と仕事の両立、移住について。

育児休業中の憂鬱の理由

 

育児休業中、ちょうど産後3−4ヶ月半くらいに渡って随分私は鬱々としていた。赤ちゃんはミルクもよく飲んで問題なく発育していたし、少しずつではあるけれど外出も出来るようになっていた。友達も会いに来てくれてたまには大人との会話も楽しめた。旦那さんも夜と週末は育児だけでなく家事を随分担当していた。それでも、私は自分との折り合いがうまくつけられない状態に陥っていて、混乱していた。

 

産後6ヶ月の今、その理由がわかってきたような気がする。以下がそれぞれの時期に感じていたことだ。

 

産後1−2ヶ月:授乳が大変すぎるのと慣れない家事と絶対的な睡眠不足により肉体的にも精神的にも崩壊寸前。多くの先人たち同様、この頃の記憶は曖昧。私は全く予習をしていなかった(これについては客観的に競えるなら競ってもいい、全国10位内に入れるくらい何もしなかった)ので予想していなかった辛さに泣き、ホルモンバランスの崩れでおめでとうと言われても泣いていたほどだった。

 

産後3−4ヶ月:ふと気がつけば慣れもあり少し周りや自分をみる余裕が出てきた。そこに在るのは言葉の出てこない、最近興味を持って調べていたことといえば授乳とその辛さ、以上!みたいな超ちっぽけな自分。予習していなかった育児は上手く行かないことばかり、いや、予習していたとしてもうまくいったとは到底思えない。私、こんなに余裕のない人間だったっけ?そもそもこんな失敗や挫折感、出産まで長い間経験してなかったんだ私、、、ここ数年のいい感じ♪と思って自分は何だったんだ、実は波風避けて縮こまってクールな振りしていただけじゃないのか。あーー、保育園も入れそうにないし入れたとしてもこんな駄目な自分じゃ到底何の役にも立たない、いっそのこと辞めてどこかに引き篭もってしまいたい、等々。

 

出産でガラッと変わった環境と自分の体をそれ以前の自分と比較して落ち込むだけでなく、それ以前の自分まで否定する有様。なんてネガティブ。今思えば人の生死に関わるような大きなイベントはその人の価値観を再構築するタイミングで、その渦中にいたのだと解る。今でこそ私はそれをイベントと言い表しているけれど、失敗・挫折と読み替えても大差ない。その渦中にいた私はそれらをどう意味付け(解釈し直)し、どこに向かっていくのか見えておらず、実際のところ客観的とは程遠い状態にあった。だからこそ鬱々していたのだった。

 

 

育児休業7ヶ月目、生後6ヶ月目

 

育児休業も7ヶ月目に入り、赤ちゃんは生後6ヶ月を迎えることが無事できた。

 

いよいよ育児休業もあと数週間で終わり。再来週には慣らし保育を開始する。長かったような物足りないような気もすると言ったら、それくらいが丁度いいんだよ、と旦那さんが言った。それが妙に腑に落ちた。

 

赤ちゃんの様子について

  • 今のところ特に病気もなく、1ヶ月前に打ったBCGの跡がジュクジュクし始めてきたくらい。
  • 離乳食は始めてから大体3週間位経った。最初の数日こそ興味本位に口を開けてくれたものの、その後の10日間は拒否モードでこちらの心が萎えた。2週間を過ぎる頃、急に口を開けて飲み込んでくれるようになり、10倍がゆ、人参、さつまいも、かぼちゃ、白身魚、パン粥まで試すことができた。
  • 夜は9−10時間くらい寝て、昼間に短い昼寝を2−3回する。
  • オムツはパンツのMサイズ。
  • 寝返りはまだ。うつ伏せで胸からほぼお腹までを腕でぐっと支えることが出来ている。

 

母(私)の様子について

  • 3−4ヶ月ごろは仕事復帰のことを考えるのが憂鬱で仕方がなかったのに対し、「ああ、始まるんだな」という極めてニュートラルな境地。憂鬱だったのはいくつか理由があったのだけど、産前の自分と比べて色々な新しいことを考えたりやって(行動して)みたりした結果、小さいながらも進歩が実感出来ていることが今の比較的落ち着いた精神状態に繋がっていると思われる。そしてこれは赤ちゃんが夜に長い時間寝てくれるのが大きい。
  • 週1でヨガに行ってアーサナとヨガにまつわる話を聞き、質問することが楽しい。これは3週間続いていて、今年続けたいことの1つでもある。
  • 常時4−5冊の本を図書館から借りて2冊くらいを並行して読んでいる。8割がノンフィクションでジャンルは教育、脳科学、ライフといったところ。やはり教育関係は子供を持ったことで関心が行き、読んだ本で触れられていた別の本を読むといったWEBでいうリンクを辿るような読み方をしている。
  • 同じマンションの近い月齢の子供のいるお母さんたちと知り合いに。思えば会社以外で知り合いと言える人(≒ラインを交換して実際にメッセージのやりとりがある)は産後一気に増えた。それまでの10数年は片手に収まるほど。何この差。

 

他にも、ちょうど1年くらい前まだ悪阻で辛かったときに食べたくて仕方がなかった平日が主な営業日のお店のバインミーを食べに行ったり、2ヶ月以上前から冷蔵庫に陣取っていた栗を煮て栗ジャムを作ったり、アマゾンフレッシュを試してみたりして楽しく過ごした7ヶ月目の最初の1週間だった。

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