卒乳したのでおっぱいケアに行ってきた
3週間ほど前に、自身の病気と投薬をきっかけに母乳をやめました。ちょうど、仕事復帰も同時期に重なりました。
最初の数日は張って痛みもあったのですが、仕事や家事育児にかまけているうちに忘れていきました。
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なぜおっぱいケアの行ったの?
次の子供にもし恵まれた場合にも少しは母乳を与えたいという思いがあったのと、乳腺が硬く筋膜に張り付きやすいと言われていたこともあり、きちんとケアをしておこうと考え、近所の助産院に行くことにしました。ただし、友人の中には同じように助産院に行った人もいれば、何もしなかったという人もいるので、マストではないようです。
何をしたの?
助産院では温かい手でマッサージしてもらい、残っていた分を絞ってもらいました。母乳はほとんどが水分なのでそれは尿として排出されていくようですが、カルシウムなどの成分が乳腺内に残ってシコリになったり、乳腺が将来通りにくくなることがあるそうです。私はそもそも乳腺が硬いようなので、来てよかったねと言われました。(まあ、商売上そういうトークになるのかもしれませんが)。
これであともう一度、1ヶ月後に診てもらい施術してもらえば完了とのこと。
母乳でもミルクでもいい
産んで2ヶ月くらいの頃、母乳が満足に出なくてお世話になっていた頃の話を助産師さんとしました。あの頃は辛くて辛くてたまらなかった。今は笑って振り返ることができるけれど、ノイローゼのようになっていたことを思い出します。助産師さんも、私が超ミルク寄りだけど半年ほど母乳を頑張ったこと、母乳が優れた飲み物であることを認めた上で、「でもどちらでも(ミルクでも)いいのだけどね、お母さんが幸せで、子供が育てば」とおっしゃってくれました。「中には立ち直れないで精神的なケアを専門とする病院にいく人も結構いるのよ」とも言っていました。
自分で納得していたことではありましたが、母乳専門の助産師さんに言われると、こういう人が増えてくれるとお母さんが助かるな・・・と思いました。私も一歩違えば鬱状態から抜け出せなくなっていたと思うから。どんな形がいいのか分からないけど、自分も苦しんだことだから余計に応援したいなと思います。
育児休業から復職して1週間乗り越えたよー仕事編
生活編はこちらから読めます。
ikujishigotoyoga.hatenablog.com
仕事ですが、総合的に言えば何とかなったかな・・・というのが1週間の総括です。体調を崩さないで行って帰ってくる、という小学1年生の一学期みたいな目標を持っていましたが、達成できました。
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苦労したこと
睡眠、です。とりわけ疲れているのに最初2日間は夜なかなか寝付けず、浅い睡眠で朝を迎えてしまい日中も本調子でいられませんでした。久々の情報の洪水、久々の大人との会話、問題山積みな仕事とそれに自分が対処できるのか、引き継がなければならない仕事をしていた前任者と自分を比較して落ち込むなど(非常に無駄な思考です)、色々な感情が暴走し、眠れなくさせていたのだと思います。
それぞれについてきちんと考えるところまでは全く行っていないので、整理して考えを深めるのがこの週末にしたいことです。そうでなければ今後も負の感情による睡眠不足というスパイラルに入ること必須。
意外と大丈夫だったこと
言語能力です。日本語だけでなく外国語も使う職場ですが、最初の2日間を過ぎれば戻っていました。聞く方がまだ戻っていないように思いますが、集中力も睡眠の質が悪かったことで落ちていたので仕方がない部分もあったように思います。
育休最後の1ヶ月は20冊以上本を読み、それぞれについて小さい感想文を記録していたのがよかったのかなと思います。
来週の目標
引き続き健康第一で過ごすことです。実は復帰直前に胃腸炎にかかり大変な思いをしたので、気をつけ過ぎるくらい気をつけたいと思っています。
久々に誰かに入れてもらったコーヒーを、最初から最後まで温かいまま飲むことができ、大人の友人の話を聞くことができるのは本当に至福の時間でした。 皆が温かく迎えてくれたのもすごく嬉しかった。私も次の誰かのために、そういう風にありたいと思います。
復職前にやっておいてよかったこと
ズバリ、家事をリストアップし、かかる時間を見える化しておくこと、です。
できれば復帰1−2ヶ月前にやってみて、どれだけそこから最適化できるか復帰までの日々で試行錯誤するのをオススメします。
私の場合は、毎日やること、1週間に一度でいいこと、アドホックに発生する家事に分けて書き出し、かかる時間をそれぞれについて書き出しました。(実際はGoogle spreadsheet を使いました)。ざっくりと書くよりも工程ごとに分けた方がいいです。なぜなら工程が分かれるなら担当者も分けられるし、時間がわかっていた方がX分だからやろうか、という気にさせられるからです。
例
これで合計時間を出してみて、自分がどう家事に時間を費やしているのかを把握します。私の場合は最終的に平日は80分ほどでした。あとはそれに対して自分がどうしたいかを考えること、そこから変更を必要に応じて加えていくことです。私の場合は80分のうちの40%は夕食作りやお風呂に入れることにかかっているのですが、それを除けば他の家事は合計しても1時間以下なので別にいいかなという感じです。家を最低限整えるのは自分の精神衛生上にもいいし、気分転換にもなるからです。
夫に頼むときもこれくらい見える化されているといいと思います。X分かかるならもっと減らしてやるぜ、という効率化、スピードアップを目標にしてもいいですし。
別に復帰に関係なくやったらいいことだと書いていて気がついたのですが、時間に対してセンシティブになるイベントがやはり育児と仕事の両立ということは否めません。闇雲になんだか大変・・・となるよりも現実を直視してみるとその問題とは一旦区切りがつけられるのでオススメです。
育児休業から復職して1週間乗り越えたよー生活編
多くの人に何で4月じゃなくて2月なの?と言われつつ始まった育児休業からの復職をして1週間が経ちました。週の途中から復帰するとかそういうこともできたよなと今更ながら思いつつ、週末が3連休でホッとしているところです。
これから復職する人の何かの参考になればと思い、復職したてほやほやの私の状況を報告します。
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子供の様子
子供(6カ月)は今のところ病気もなく、慣らし保育を合わせて2週間保育園に通うことができました。連絡帳を見る限り自宅にはないおもちゃで楽しそうにしていたり、年上のお姉ちゃんのお友達に可愛がってもらったり、特に泣きわめくこともなく保育園にすっかり順応してくれたようです。まだ小さいからか、置いてくるときもむかえるときも、特に反応なし(笑)。こっちはいちいちセンチメンタルになってるんですけどね。
離乳食を持参してあげてもらっていますが、うちでは完食したことがないのに保育園ではほぼ毎回完食。昨日からそろそろ2回食とかやってみようかなと思い(適当)あげてみたところ、全く嫌がらない!食事することに慣れているのと、ミルク以外も美味しいことを理解している様子。これは時間が解決したこともあると思いますが、保育士さんが粘り強く離乳食をあげてくれたからなのかなと思っています。感謝。
復職後の家事育児の分担
うちは夫婦共働きで、幸いどちらかが偏って通勤時間が長いとか就業時間が長いという環境ではありません。
朝
- 夫 ミルク作ってあげる、着替えさせ、体温測る、ローション塗る。洗濯物を干す。保育園に送る。
- 妻 風呂洗い、ゴミ捨て。朝ごはん準備。
帰宅後
- 夫 お風呂からキャッチしてローションと着替え。ミルクあげる。哺乳瓶洗浄と消毒。赤ちゃんの遊び場エリアをアルコール除菌。食洗機セットして回す。
- 妻 保育園からピックアップ。ミルク作ってあげる、お風呂入れる、大人の夕食作り、洗濯物入れてたたむ、明日の洗濯物予約セット、寝かしつけ。
バランスよく分担できていると思います。ワンオペ感はほとんどありません。母乳をやめたいま、私しかできないことはほぼないので気がずっと楽になりました。
工夫していること
離乳食
保育園に毎日持参している離乳食はおかゆだけ手作り(炊飯器だけどw)で、もう一品はパルシステムの冷凍裏ごし野菜ブロックか和光堂のフリーズドライの野菜か魚です。毎朝考えるのが嫌なので週末に5日分の組み合わせを考え、ポストイットにメモし、キッチンに貼っています。メモをみて毎朝冷凍をタッパーに移して保冷袋に入れて保育園に持参、です。なるべく考える時間を週末などにまとめ、平日の頭のリソースを取られないように気をつけています。
着替え
3パターンくらい作って服の収納場所にパターンごとに丸めて入れてあります。だからコーデは毎回一緒です。あのパンツとこのトップスも合うよなーとは思いますが面倒なのでやりません。これで服音痴な旦那さんもただ取って着せるだけなので大丈夫です。
掃除
風呂は平日はシュッシュとして流すだけ。週末にスポンジで洗います。
赤ちゃんが遊び大人も主に過ごすことになるリビングは毎朝ルンバが掃除するようにセットしてあります。
トイレはスタンプクリーナーで平日はやり過ごし、週末に拭き掃除をします。
埃はあちらこちらに溜まっていますが、性格的に許容できるので見て見ぬ振りです。目に入るところにクイックルワイパーを置いて抱っこしながら拭いたり、テッシュを使ったらついでに周辺の埃も拭いたりしています。
この辺りは休みの後半で色々試して大人二人にとって最適化して置いたのがよかったと思います。
今度は仕事復帰どうだったかについて書いてみようと思います。
育児休業で得られたもの・良かったこと
育児休業がもうすぐ終わります。一般的には赤ちゃんとママが幸せそうに過ごしている時間というのがイメージでしょうか。私もそう思っていたけど、まあそんなことばかりではないのが現実で、色々なメディアや個人のブログでそういったことが発信されています。
以下、全部目を通していないけど、最近では名も無き家事について読みました。
こちらは男性が書かれている育休のコラム。色々な比喩がされていて、それがおそらく同世代だからなのか結構ツボにハマって楽しみに読んでいました。
私の場合も授乳が大変だったり、いつ寝てくれるか・いつ起きるかわからない赤ちゃんの隣でちょこちょこ家事をしたり録画した番組を見たり、中々帰ってこない旦那さんにキレたり、週末も平日も区別がなくてあっという間に先週見た番組を見る羽目になっていたりと、他のママたちとそう変わらない日々を過ごしてきました。
そんな忙しいような退屈なような日々でしたが、いくつか育児休業前と比べて良かったなと思えることがあったと思います。
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人間関係が広がり、深まった
これが1番大きな収穫だと思います。今まで仕事と学生時代の友人関係が99%を占めていたのが、同じマンションのママ友が出来たり、マドレボニータで出会ったママたちと交流したり、自分の子供のいとこの母にあたる義妹と子供交えて会うようになったり、ヨガクラスの先生や生徒さんとにこやかに話しながらヨガしたり。近くに住むチームメートの奥さんとお茶もしました。
内向型の私は、初対面のパーティーなどであまり自分の話を積極的にしたりしません。また、外のサークルに加わってやるような趣味を持っていないので、人間関係も広がりませんでした。
子供という共通点はありつつも、皆さんバックグラウンドは本当に様々で、世の中にはこんなに色々な人がいて、学ぶことが多くて、私もその一員なんだという思いを強くしました。小学生か?!と自分で自分に突っ込みたくなるような発見ですけど。そしてそんなつながりを持てたこと、つながりに支え・支えられて生きていることを感じるだけで温かい気持ちになれるのだと改めて思いました。
家事スキル、家のマネージメント力が上がった
出産直前まで自分中心だった私。名も無き家事どころか名前の在る家事だって殆ど旦那任せか、やらずに放置で済ませてきました。
赤ちゃんがいるからなのか仕事をしていないから小さい達成感を求めていたのかわかりませんが、とにかく簡単に何品か用意する手順、導線の見直し、各家事タスクにかかる時間、かけるべき時間の把握などをマスターし、旦那さんの性格と生活スタイルに合わせた分担が出来上がりつつあります。
私は本から学ぶタイプで参考にしたのは以下です。
こちらの本では、味付けのバランスについて学びました。
以下は電化製品を削っていった話なので電化製品に頼りまくりの私は逆を行っているのですが、家事に対する姿勢を学びました。どうしても自動化出来ない部分をどう取り組むかの心構えに共感しました。
勝間和代さんのロジカル家事も読んでみたいのですが、やることリストに載ったままになっております。。。
挫折〜再生を経験、自信につながった
社会人になって十数年。色々な失敗もしましたがここ最近はそういうことも減っていました。過去の失敗や学びから上手く渡り歩いていたのがここ数年だったように思います。
そうなると楽ではありますが、失敗慣れしていないというか、新しいことへ取り組むハードルが上がっていました。今の自分を維持していればOK!みたいな。それに薄々気づきながらも、見て見ぬふりをしていた私。
そんな中、出産を経てホルモンバランスの変化により感情の荒波に襲われコントロールを失い、母乳育児に挫折し、眠れない日々で余裕ゼロ、などが重なったことで、今まで持っていた「自分のことをよくわかっていて、感情に左右されずに穏やかに色々対処できる」というセルフイメージがガラガラと崩れていきました。今思えば、一時的に影を潜めていただけなのですが、その時は全て失った・・・という感覚でした。
そこから時間をかけ、日々の暮らしを見つめること(手書きの日記、書いてました)を通して元々あった自分らしさを徐々に取り戻し、新しい知見・経験(上記2つなど)を得ることで新たな自信を取り戻してきたように思います。まだまだ私は立ち直る心身の体力があったんだなーと気がつくことが出来ました。これは、今後何か新しいことに取り組む際の心の支えになるのでは、と思います。
最後に
こういう気持ちで育児休業を終えることが出来て、とても嬉しく思います。こういった制度に、支えてくれたチームに、家族に、友人たちに、そして赤ちゃんに、感謝。
今後もよろしくお願いします。
赤ちゃんと二人で過ごす、育休中最後の平日
とても私らしい一日だったな、と思う。
その日の午前中は赤ちゃんが授乳のあと朝寝をはじめて、ほぼ次の授乳まで寝ていた。
私は、生活用品で定期的に必要になるものをネットスーパーのお気に入りリストに入れたり、オンラインのカレンダーにそういった買い物をチェックするようリマインダーを設定したり、食洗機で出来ない洗い物をしたり、アマゾンでちょこちょこ買い物したりしていた。
離乳食と授乳をしたあと、私はパジャマから着替えて、ベビーカーを出して近くのドラッグストアまで散歩。
これから通う保育園には離乳食を持参する必要があって、おかゆは作ったものの、他はどうしようか未だ決めていない。だから、ドラッグストアでベビーフードを見たかった。
結局、ベビーフードは6ヶ月くらいの赤ちゃん用のものはあまりなく、哺乳瓶の乳首を洗うスポンジと離乳食を入れるのにちょうどよい小さいタッパーを買った。こういうのって、アマゾンだと合わせ買いとかパントリーでしか扱っていないことがあって、リアル店舗で買うことになる。なるべくネットスーパーやアマゾンで済ませたい派なのだ。
風が強くて外にいられないのと、赤ちゃんが全く眠る気配がないので、家に帰っても永遠ぐずり&抱っこかなーと思い、児童館に1ヶ月ぶりに衝動的に向かうことにした。そこは古いせいか、いつも人がいない。沢山の人に囲まれるのが苦手な私には合っていて、赤ちゃんもうちにはないおもちゃと触れられるから刺激になる。
先客が数人いたけれど特に気にせず軽く社交性を発揮しつつ1時間強ほど過ごした。そのうちの1人とは以前会ったことがあり、向こうから気がついてくれて何だか嬉しかった。そういうのは自分が気がつくことのほうが多いし、相手が覚えていないことのほうが多いのだけど、話し方で覚えていた、と言われて、思ってもいない形で人に残ることがあるのだなと思った。もしかしたら、母親になると一時期人間関係が狭く薄くなるので(家にいて外に出られない状態が一定期間続く)、たまたま私が数少ない新しいキャラとして残っただけなのかもしれないけど。
赤ちゃんがぐずり始めたので授乳かなと思い帰宅。せっかく知り合ったけど、もう平日にここで会うことはないのだなと少し寂しかった。
その後赤ちゃんはいつもと違う環境で疲れたのか、寝たり、何かの拍子で起きてしまって眠れないことの不満を泣いてぶつけてきたり、また寝たり、また起きて抱っこやらおむつを要求したりと、何だか自分のことは出来ないまま数時間が過ぎた。ほとんど抱っこやらユラユラしていた。育休中、どれくらいこんな風にどうにも出来ない時間を過ごしただろう。半分とまではいかないまでも、4割位はこんな風に過ごしていた気がする。ああ、これももう終わりなのか、と、自分でも意外だけれども、寂しく思った。いわゆる労働生産性はないのだけど、幸せや鬱憤や疲労感が混ざって心はさまよい続けた。たまに何かひらめいたり、昔のことを思い出したりして、悪くなかったよなと思う。
そうだ、少しだけ図書館で借りた津村記久子のワーカーズ・ダイジェストも読み進めることが出来た。 読んだことのない作家さんの本を読もうと、手にとった一冊。
最初に私らしい1日と書いたけど、私らしいというのはつまり、特に変わったことをせず、でも衝動的に自分にとって小さな冒険をし、仕事が始まったあと躓かないように買い物やリマインダーなんかを設定する石橋を叩く性格を挟みつつ、折角出来た自分の時間にこうやって内省的になりつつブログ書いちゃう、というところ。
1ヶ月後の自分は何を思っているのかな。こんな風に自分と向き合えているだろうか。
寝ている間の口呼吸を防ぐ、お買い得に。
私は残念ながら口呼吸なのですが、そのせいか風邪は大抵喉から始まり喉に終わり、唇は常に乾燥してひび割れ、唾液が少なくなるせいなのか虫歯もよく出来ます。
良いこと何もありません。
そんな私ですが、1ヶ月ほど前に寝る間の口呼吸を防ぐテープというのがあると知り、使い始めました。
評判通り?口周りは特に荒れることもなく、そして朝までちゃんとテープで口は閉じられていました。続けたい!ただし、これ、結構高いんですね。。。1回23円。 年間約8千円超えの出費となります。
ということで今はドラッグストアの絆創膏・テーピングコーナーにあった、低刺激な不織布テープ(見た目はマスキングテープのちょっと細いやつ)を使っています。大体25m で高くても300円ほど。4−5cmを1回につき使うとしても、500日持ちます。1年で使い切りません。
これで風邪をひく頻度が減ると良いな。今のところ、産後の疲れにも関わらず一度も風邪をひいていません。続けてみてまたレポします。
おわり。