育児・仕事・移住(ヨガはほぼおやすみ)

アラフォー共働き女の二人育児と仕事の両立、移住について。

【二人目産休】昨夜おしるし来たし、出産関係の不安を書き留めとく

毎晩21時から午前3時くらいまでは頻尿タイム(汚くてすいません)なここ数ヶ月。

昨夜も同様に21時半ごろ、この絵本を子供に読んでいるとお腹を猛烈な勢いで蹴られ催すことになり、30分前に行ったばかりなのにまたトイレへ。

 

ちなみにロシアっぽい絵本でエンディングがサクッと bad end。狐ってロシアでも狡猾なキャラなんだな。

パンぼうや―ロシアのむかしばなし

パンぼうや―ロシアのむかしばなし

 

 女性の方にはわかると思うけど、お腹が邪魔でおろしたパンツが見えない。流すときに便器を見るとちょっと血液が、ということでパンツをみてみたらちょっと血が。

 

おおーーーー、おしるし

 

そりゃああんだけ動かれたらそろそろだよなぁと半分冷静に「あれ、このあとどうなるんだっけ?個人差ありですぐ陣痛と数日来ないパターンだよね」と考えつつ、仕事部屋にいる夫さんに「おしるしきたよ〜」と伝える。

 

ともかく様子を見るしかないのでそのままベッドに戻り寝ようとするも急に胎動が少なくなった気がして中々寝られず。夫さんも子供のぐうぐう寝ている側で、あーーー妊婦の不安って!!!!!わかって、もらえない!!!!とひとり憤る私。

 

今不安なことはこんな感じ。

  • 胃もたれは産後治るのか。つわり期からずうっと悩まされている胃もたれ。食べたいけど食べたらゲップの嵐と全身具合が悪くなる。胃酸が上がってくるのとは違っていて薬もたいしてない。食べないことが一番の薬だと9ヶ月目にして自分で気がつくも、そういうわけにも行かないのが妊婦の宿命(だって胎児を育てないと)。食事以外特に楽しみもない今、このせいで鬱っぽい私。産後も続いたら本当に鬱になっちゃう自信100%。喫緊の妊婦検診での尿検査ではケトンも出てたし、食べられないってホント辛い。。。
  • 甲状腺疾患(無痛性甲状腺炎)は治るのか。妊娠の血液検査で発覚した病気。薬もなく毎月の血液検査と経過観察だけだけど、明るい照明、光の下にいるのがダメになったり、温かめのお湯で顔を洗えなかったり、動悸がしたりと細かい不具合が多い。

 

上記二つが主に私のQOLを下げていてストレス。ストレスをそのまま受け止めてやり過ごしてきたけど、原因と思われる妊娠がそろそろ終わりを迎えるにあたり、どうしても「その後」の変化を期待してしまう。

 

上の二つの他にもマンションが微妙な状態の中(漏水対応まだまだあり)二人育児がどうなるのかとか、この先2ヶ月は仕事忙しいとか言ってる夫さん(更に四十肩で電気治療とかしてる)はどうなるのか、実母はホテル住まいの通いでサポートとかできるのか、頼んだドゥーラさんもコロナ禍で感染リスクもありどうなのとか、悩みは尽きない。。。

 

コロナ禍で世の中もっと切実な問題を抱えていらっしゃるのは重々承知ではある。だからと言って私の悩みがどうでもいいということではないはずだ。

 

このエントリが杞憂に終わることを切に願う。

 

第二子産休中に読んだ本(2021/1/18時点)

産休に入って1ヶ月、たくさんの本を買ったり借りて読んだのですが、マーカーを引いてメルカリに出せなくなった(=自分の本棚に残すことが決定した)本だけ紹介*1します。

仏教、生き方

藤田さんの本はこれまでも何冊か読んだが、以下は対談形式で桜井さんの視点も入っているのでより本と自分が対話するのに役に立つ。現代人がしばしば追求する「私の自由」(自己満足、自己改善の追求を通して自分の周囲(相手が自分をどう見るか、世界の不条理など)を変えていく)ではなく、そんな「「私」からの自由」をこれからの生き方(そもそもの仏教の教え)として説く。「理想」に対して足りないものを見つけて常にそれを埋めようとするパラダイムからのシフトはどう起こせばいいのか。そのためには「私」を小さくし、小さな私を支える地球全体に目を向け、そこから受け取るメッセージや感覚に対してオープンであること、そこから受け取る役割をただ果たすことが大事。この本を起点として、似たようなテーマ(と私が思った)本をいくつか読んだ。

青虫は一度溶けて蝶になる: 私・世界・人生のパラダイムシフト
 

 

次は大好きな土井先生の新刊。コロナと妊娠と在宅勤務で俄然料理をするようになり、その喜びを知った私。料理は食べることだけを指すのではなく、つくって食べるということ。つくることで作る人とそれを食べる人の間に色々なやりとり(健康への思いやり、子供の味覚が作られていくことなど)が発生するということ、作る人とその人が使う素材(野菜、お肉、お魚、調味料など)との関係性に思いを馳せること、それがその人たちの生活や環境、しいては地球環境を考えることにも繋がっていく・・・などなど、普段の料理という自分の行動を通して(今流行りの)SDGsに貢献(または悪影響を与えている)に気付かされます。

料理と利他

料理と利他

 

遺伝子的な差異がもっとも小さい動物であるゴリラの観察を通して説くこれからの人との繋がり方、生き方。現代はテキスト(言語、情報)偏重社会である。ただしそれだけでは信頼関係は築けない。共感や好き嫌いは言語だけでなく空間と時間を共有して身体的にわかるもので、テキストや数値だけで理解しようとするもの、できるものではない。つまりはテキスト偏重なSNS時代においては相手をわかることも、自分をわかってもらうこともできず、孤独を深めていくのだよ、ということ。

ではそれに対して私たちはどう向かい合っていけばいいのか。著者はゴリラの観察を通して見えてくる本来の人間らしさと幸せについて語り、現代にどう適用していくのかを説く。

 

すごく流行っている本。Kindleで購入。マーカーを引きまくり、私にしては珍しく2回連続で読んだ本。最近のエントリで2020年後半の自身の失敗と学びについて振り返った私にとって、本書で綴られる生々しい感情も含めた他人の失敗を読むのは体力も精神力も必要とする時間だった。

ikujishigotoyoga.hatenablog.com

なぜなら所々自分のこれまでの経験も引き寄せて読んでしまうから。引き込まれる本とは大体そういうものだ。最終的には改めて失敗を振り返ることの難しさと大切さを思い知ることとなった(ので今後も私はそういうエントリを書くと思う、しんどいけど)。

 

本書では「誤配」(意図したことと外れること)の大切さも繰り返し出てくる。これも今まで触れた本たちにも共通するテーマだと思う。何か理想やゴールを設定してがんじがらめにならないこと、その場その瞬間に環境が与えてくれていることにオープンであること、気づける状態であること、それが自分の人生に入ってくることを受け止めること、簡単に答えを出さずに考えたり悩んだりすることを許すことなどなど、現代社会で「ムダ」「非効率」と思われることに抵抗していくのが大事。ここまで書いて、ブログなんてその最たるものじゃないか、などと思う。特にこういうエントリはw

 

ゲンロン戦記でも触れられていた小松さんの新刊がKindleのおすすめで出て来て、地方移住を今年実行しようとしている自分にピッタリだなと思ってポチった。

 

福島県いわき市でアクティビストとして活躍される著者が、自らの経験を元に地方で生きる際のマインドセット、動き方について指南する生き方本とも言えるし、ゲンロン戦記で語られた様々な著者の「誤配」による結果的な成功を並べた本とも言える。 

地方を生きる (ちくまプリマー新書)

地方を生きる (ちくまプリマー新書)

  • 作者:小松理虔
  • 発売日: 2021/01/08
  • メディア: 新書
 

 

コロナ関連

井庭先生のことは昔参加していたNPOの活動を通じて一方的に知っていて、本屋をブラブラしていて名前が目に入り、購入した。自己啓発系のビジネス書と学術書の真ん中を行く感じ。断定しすぎない、イケイケな感じじゃない、地に足がついているというのが私の中での印象。マーカー引きまくりで読了しました。

コロナの時代の暮らしのヒント

コロナの時代の暮らしのヒント

  • 作者:崇, 井庭
  • 発売日: 2020/09/29
  • メディア: 単行本
 

 

英語学習系

こちらもゲンロン戦記同様に流行っている本。これについては別エントリを書きたい。けどまずはここにある学習法を実践してからにしたいので後々になると思う。産休に入って以来ほぼ英語はやっていない(爆)。その前は毎日最低5−6時間は英語で話しっぱなしだったのにw

今後も英語を使って生きていきたいかはよくわからないのだけど、伸びなくなって久しいのでそれが変わればまた考え方も変わるのかも。だからこそ実践してどうなるか見てみたい。

 

英語独習法 (岩波新書 新赤版 1860)

英語独習法 (岩波新書 新赤版 1860)

 

 

自己啓発

Coached のCEOの方のTwitter経由で次のブログを知り、自分の中の抵抗者を知るテストを受けたので、そのテストを主催しているひとの本も読んでみようかということで図書館で借りた本。

 

tomomatsukawa.blogspot.com

 

私の結果は妨害者が6-7つくらい等しくあるという(全部で9つ)結果でした。ちなみにHSPのテストも受けたけど、結果はHSPではない、でした。そうかもしれないと思ったのにな。。。

 図書館で借りているのでマーカーは引いていないし、買ったわけでもないのだけど、ノートには色々なメモが残った。妨害者を知ることで、自分の心の中に浮かんでくる声の傾向を理解し、ラベリングをし、そこにエネルギーを注力しないことを勧める。そして妨害者の対である誰もが本来持っている「賢者」の視点を活性化させ、身体的感覚に意識を向けるトレーニングを積むことでPositive intelligenceを高めていこうというのが本書の教え。「自分・私」を小さくするという生き方の本で紹介した教えに通じるものがあり、結局いろんな本が同じことを自分に語りかけてくる(そしてそういう本を自ずと選んでいる自分がいる)んだなと思った次第。

 

*****

これらの他にも断食(ファスティング)、いい脂とそうでない脂、漢方などの本も色々読んで産休以来実践している。

こうまとめて書いてみると、ただつらつらと過ぎていくように感じられる産休も、なかなか良いんじゃない?という気になってきた。良かった(笑)。

 

 

 

*1:ちなみにアフィリエイトとか興味ないのではてなブログの機能でリンクを入れました。私にはお金は入らないと思います。

定額制美容院サービスーMEZONを1ヶ月使った

 

はじめに

今36w でそろそろ正産期にもかかわらず、賃貸マンションで漏水問題が発生しホテル暮らしです。普段とは違う状況(緊急事態宣言、住む場所違う、子供のおもちゃや絵本なし、Chromecast でTVにアニメ映せない)で、3連休はいつにも増してハードモードでした。

 

上記について書きたいことは沢山あるのですが、まだ出口が見えないことと今は怒りとストレスのレベルがかなり高いところにあるので後日にしたいと思います。

 

今日は12月半ばに有休消化から入った産休の始めにやったこと、MEZONで髪を洗ってもらう(=家でシャンプーしない)について紹介したいと思います。

 

mezon.jocy.jp

 

産休始め(9ヶ月)の体調について

お腹はどんどん大きくなり(すでに前回の子宮底長に9ヶ月で到達)、辛すぎたつわり期から続く相変わらずの胃もたれは酷くなり、夜中は5−6回はトイレに起き、夫の体調(主に四十肩)も悪くなり、3歳児の傍若無人ぶりは止まることを知らず。。。

 

仕事が休みになって仕事から来る精神的ストレスは減ったものの、身体的、子育てにまつわる常にmulti-tasking(これも身体的というより脳のリソースを配るべき事柄が次々に変わるという意味で)かつunpredictable/uncontrollable な状態は休みにはならないんですよね。

 

赤ちゃんをもう一人迎えるための準備には身体も脳も使うことが多く(例:何をどこにいつ用意するか、産後サポートのプランニングの打ち合わせ、新たな物を収納するスペースを作るために長らく片付けていなかったクローゼットや押し入れの整理など)、ほんと、お産の準備をして毎日生きるだけで精一杯。3歳児と入るお風呂はリラクゼーションから程遠い。適当に洗う髪はどんなに丁寧にブローしてオイルを足しても翌朝にはパサパサ(涙)。

 

嗚呼、こんなの嫌だ、と思い詰め(笑)、以前友達がイチオシしていたMEZONを試してみることにしました。

 

MEZONのお試しを2回した後、月4回のヘアケアプランへ

最初は2500円のシャンプー、ブロー1回。次に5000円のヘアケア(トリートメントまたはリタッチ染めなど)をお試ししました。別々のお店です。ヘアケアはカラーリングのリタッチにしました。普段行く美容室に行ったら9000円は取られます。*1

 

2500円のシャンプーブローはその後3日くらいサラッサラで、(汗をかかない冬場は2−3日に一回の頻度で私は洗髪します)ついでに切ってもらった(追加料金は払いました)前髪の周囲からの評判もよく気を良くした私は、1ヶ月10000円で4回シャンプーブローが出来るプランに1ヶ月分だけ加入しました。

 

その後は1週間に2回のペースで体験含めると合計6つのサロンを経験しました。

 

メリット

  • 色々なサロンの雰囲気をお試しで経験できて、本当に自分にしっくりくる環境が選べる。接客態度、アシスタントとスタイリストの関係、客層、スタイリストの年齢層や雰囲気、置いてある雑誌、ヘアケア製品、受付の対応などなど、自分にとってしっくり来るサロンに「気づく」には実際に行ってみないとわからないことが多いものだなと実感しました。たとえシャンプーブロー、簡単なヘアセットだけでもこのほぼ全てがわかります。カット技術は残念ながらわからないけど、そういう情報はいくらでもクチコミで手に入るかと。
  • 私の場合は6店舗中、2店舗ほどが今後も行きたいなというサロンとして残りました。一つは前髪カットが上手で接客もとても丁寧だった紳士的なサロン、もう一つは大手チェーンでそのうち2店舗を経験したのですが、入っているビルの雰囲気、立地、スタイリストさんの距離感、仕上がりがダントツでしっくり来る方が残りました。チェーン店でも違うものですね。
  • 残念ながら4回使った後、風邪をひいたので家で髪を洗っています。でも3週間のサロンケアのおかげなのか、髪は前のような状態には戻っていません。1回分のチケットを追加で購入したので、産む前にもう一度だけ行こうと思っています。産後は1ヶ月すぎて外出ができる状態になったら、週一回のご褒美として続けたいなと思っています。(今は休会中)。本音を言えば家で髪はもう洗いたくないくらい気に入ったのですが、そんなに頻繁にサロンまで行く時間の余裕はなさそうです。
  • 顔(化粧品)に投資するより費用対効果が高いと思われる。顔に比べて髪は自分にとっても他人にとっても違いがわかりやすいので(歯もそうですね)、投資するなら今後も髪だなと改めて思いました。もともと私は肌断食を続けているおかげで化粧水も乳液もいらない肌質になっているので、産後も髪と歯に投資をしたいと思います。

デメリット

  • 私の場合は特になかったのですが、上記のようなメリットが得られない可能性も否定できません。シャンプーブローセットとほぼ全ての店舗でスタイリストレベルの人がやってくれましたし、1店舗だけアシスタントがシャンプーブローで、セットはスタイリストというところもありましたが最初と最後の接客はスタイリストでした。MEZONは厳選したサロンだけが載っている(らしい)ので、ハズレはあまりないと信じたいですね。
  • iPhone アプリはわかりませんが、Android アプリは検索後、再度検索条件を変えて検索をしようとすると大体固まりました。いちいちアプリを再起動するのがちょっと面倒でした。またこれは、機種依存かもしれません。

 

産休に入られる人、そのパートナーへ

これから産休に入られる方、産休に入るパートナーがいる方はMEZONが使える場所にお住まいであれば、自分へのご褒美またはパートナーへのプレゼントとして断然お勧めします。

 

 

 

 

*1:リタッチ染めについては妊婦はお断りのところもあるようです

産休前の2ヶ月くらいの学びが大きかった話

前のエントリが9月で、今はもう2021年1月!!!2ヶ月ちょっと頑張れば休みとか書いていましたが、結局産休に入れたのは3ヶ月後でした。

 

前回はエスカレーション対応真っ最中のなかで、やらなくてはいけなかったパフォーマンスレビューについて愚痴った書いたのですが、あの後2ヶ月の間に、この歳(アラフォー)になってかなり大きめな失敗をして、こんなにストレートに怒られるんだ、という経験を3回くらいしました。それは主にエスカレーション(緊急事態)対応にまつわることで、長い休みの前の思いがけない学びになったものの、それ以外にも沢山やるべき難しいタスクがあったりで、ほとんどバーンアウトといった形で有休消化からの産休に入ったので、正直学びを活かしたい!というところまでまだ心身共に回復できておりません(苦笑)。でも何を学んだのかくらいはまとめておきたいなと思います。

 

他の会社を知らないのですが、私の勤める会社では周りに聞いても上司から叱責されるということはほぼなくて(※注:日本人上司の場合はわかりません。私はここ7年くらい外国人上司しか持ったことがないので)、フィードバックは建設的に、そして多くの場合シュガーコートされて英語で行われます。つまり多くの場合、心に残らず、特に行動は変化しません(爆)。また、明らかな失敗に繋がりうるような大きな課題はそんなにオペレーション部門には起きません。多くの場合は色々な人や原因が絡まり合うので個人に責任は降ってきません。エンジニアで自分のコードが原因で大規模障害、というのが恐らく代表的な失敗なのでしょうが、私はエンジニアではないのでそんなことはほぼ経験しないまま、幸運にものらりくらりとここまで来てしまっていました。

 

 

だからこそ衝撃的だったわけで、それは私だけではなく、自分のチームメンバーや元部下にとっても同様だったようです。「(マネージャーになっても)失敗するし、していいんだね。。。」みたいに言ったメンバーもいました。その発言のトーンはポジティブで、むしろ私を見て「安心」したみたいだったので、1回目の失敗以降2回目、3回目と起きるたびにこの経験の共有が有益になりそうなメンバーには 1on1 で話すようにしました。成功よりも失敗、強さよりも人の弱さの方が心に残るって言いますしね。相手がどう受け取ったかはわかりませんが。まあ皆ものすごく優秀なので、私みたいなヘマはしないのでしょうけど(笑)。

 

 

あとは叱責する側(今回の場合、私のボスのボス)のすごさと言うのも今回思い知りました。そもそも問題の本質や細かいところも含めてどうあるべきかがわかっていないとピンポイントにそれを指摘するのは難しいですし、それをもっと大きな視野で緊急事態に対応しているビックボスがやるのって、ものすごいエネルギーが必要なのは明らかなわけで。なぜならその人はビックボスとして、会社のコアに限りなく近い偉い人たちが意思決定をするためのInput もしつつ、現場も仕切りつつ、ヘマをした現場を正しつつ、更に末端管理職の私にFeedbackもしてくれました。ああ、管理職が責任を取るってこういうことなんだな、責任を取るときに「リーダーシップ」が試されるんだな、というのを間近で見させていただいたと思います。そして有事の時にリーダーシップを行使するにはやはり広くて深い事業への理解が必要なのだという厳しい現実も。管理職となって管理する内容が多岐にわたる場合、どんどん自分の言葉や理解が薄っぺらくなっていくのが辛いのですが、ここは勘所を働かせるなり敏捷性を発揮して必要に応じて、必要な分野について人一倍キャッチアップしないといけないのだなと痛感しました

 

 

それにしても、つわりのピークは過ぎていたとはいえ体調がせいぜい7割くらいの中、休日対応含め本当に頑張りました。産休に入ってからは仕事はほぼ気にせず過ごしています。自分へのささやかなご褒美もしました。二人目の産休、何をしているのかは別途エントリを書きたいと思います。

 

あと2ヶ月ちょっと頑張れば有給消化と産休

 

今週も忙しくしてました。

 

相変わらずのエスカレーション対応に加えて、本社の偉い人への状況説明のための資料作り、そこにパフォーマンスレビュー×部下の人数(約10名。90%海外。)の準備。来週は同じ部門のマネージャーたちとそれをcalibrateします。(calibrateの日本語訳が解らない。基準のすり合わせ、最終評価はこれでいいのか?という議論みたいなことをします。)

 

 

特にパフォーマンスレビューは普段の仕事と全く違う脳みそのパーツを必要とします。普段の仕事がこれから起こることを見越したプロセス構築、喫緊の問題に対する論理的かつ各ステークホルダーの意向を反映したベストな解を導くことであるとしたら、パフォーマンスレビューは過去に遡って膨大な個々の成果をストーリーにまとめ上げ、部下に対する予備知識のない人たちが理解出来るようにし、さらに飛んでくるであろう質問(挑戦)に応える準備をするもの。全く別物とは言わないまでも使う筋肉が違いすぎて、切り替えが大変でした。切り替えるのにどれだけコーヒーとスイーツが必要だったか。。。(※妊婦だけどコーヒーは1日2杯くらい飲んでます。)

 

 

部下の中には彼ら自身の作ったアセスメントが膨大なエッセイみたいな人もおり、それを要約するのに一苦労というか一万苦労。全部英語。死ぬ。

 

 

てなわけで一刻も早く産休と有給消化に入りたくてたまらない熱が上がっていますw 一方で不安はすごくある。でも出来ることは今出来るベストをするだけで、どんなに頑張っても私が休む間の未来にinfluenceできる割合なんてたかが知れてるわけで。(人は変化に慣れるし、前のリーダーを求めるよりも新たなリーダーのもとでthriveしていくもの、そしてそうあるべき。)こういうこと考えているあたり、どんだけ仕事が私の中で大きいのか思い知らされますね。

 

 

そこから自分の人生を総合的に楽しむところに徐々にシフトするのが早くから取る予定の産休なわけで。バレットジャーナルに休業中にやりたいことのアイディアを書き出しています。これについてはまた今度アウトプットしてみたいです。

 

 

 

 

 

 

 

体力ない外資系管理職で妊婦でしんどい

 

ここ2週間ほど、在宅じゃなかったら倒れてたか精神的にバーンアウトしていたかも、というくらい負荷が重い仕事(エスカレーションつまりは緊急事態)が続いている。主に意思決定が大きいものから小さいものまであり、その意思決定項目を洗い出すのも仕事で、万が一考慮漏れがあると後から自分の首を締めかねない。ステークホルダーとの足並みそろえも勿論必要で、東アジア外の人が90%なので結果的に夜遅くに新たな問題が飛んできたり、朝早くから相手を捕まえる必要がある。

 

コロナによって皆、新たなワークライフバランスの課題に直面し、もういい加減疲れている。そこでスケジュールになかった問題がドカドカと果ての地域から飛んでくるもんだから、皆のストレスがハンパないのがわかる。私は他人のそういう感じにとても敏感で、自分がもっとアンテナ張って対処してたら?もっと力を借りずにできることがあるのでは?そうしたらみんなに迷惑かけなくてよいのに。。。と落ち込み始める。そこらへんがまだ具体的に言語化できていないのだが、じっくり考えられていない。

 

でもって、私はやっと安定期の妊婦(18週)なんですよ。二度目だからかお腹はもう目立つし、元々体力も気力も普通の人より低空飛行なので、普段の70%くらいの力で生きてる。妊娠はマイナートラブルとの戦いだから明日はまた具合悪いかもしれない恐怖は常につきまとう。在宅だからと冒頭に書いたのは、これでこの猛暑の中通勤が加わったら確実に今の仕事のアウトプットはないし、食事もちゃんと取れていないと思うから。徒歩5歩のところにキッチンと冷蔵庫があるのは尊い。お腹が空いたらプチトマトを頬張り、リンゴ酢を飲む。それだけでどれだけ救われているか。キッチンにたって手抜きレシピを作るだけでも自己肯定感は上がる。最近子供は帰るとまず「ごはんなーにー?」と聞いてくるあたり、お母さんが家でご飯を作って待っているというのは彼女の新たな楽しみにもなっているようで嬉しい。そんな些細なことでこのキツイ仕事を乗り切っている。繰り返すけど通勤してたら家族の有難みより家族を負担だと感じていたに違いない。

 

こういうのって、男性にどれくらいわかってもらえることなんだろう。いや、同性でもだけど。凡人な私がまがりなりにも管理職である意味って、こういうつらさを将来後輩が経験するときにわかってあげられることじゃないのかな。

 

 

 

 

妊婦の昼寝に助かるアプリ

Calm - Meditate, Sleep, Relax - Apps on Google Play

 

これはメディテーション(瞑想)アプリで英語ですが、music というカテゴリがあってそのsleepという音楽をかけて最近は30分-1時間くらいの昼寝をしています。

 

完全に寝入るというよりウトウトしてぼーっとするモードに切り替える感じで、音楽がよい儀式になっています。たぶんユーチューブとかSpotifyにもそういうのありそうだけど、私は朝の瞑想のためにこのアプリに課金してるのでこれを使ってます。妊娠してつわりの酷い時期は瞑想なんて全く無理でしたが。

 

妊婦に関わらず昼寝は有効とあちこちで聞きますが、私にとっては有効かどうかよりも、その時間がないと夕方以降のゾンビ具合がかなり変わってくるなという感じです。保育園から帰ってきた子供と遊べるか否か、夕ご飯を作れるかどうかはこの時間を確保できるかに掛かっているといっても過言ではない。もちろん昼頃にミーティングが入ることも多いので、完全なルーティンとまではいかないのが悩みです。

 

 

ちなみに瞑想は、Jabraのワイヤレスイヤホンを使うようになってからもっと集中できるようになりました。英語なのでイヤホンがないとちゃんと聞き取れないことが多くて、、そうすると気になってモードに入れないことにずっとモヤっていたのですが、ちょっといいイヤホンで簡単に解決したので大分幸福感が増しました。